料理教室からのシアターコクーン。
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今日は午後から料理教室でアジフライをつくり
(アジの三枚おろしに、かーなーり神経を使い果たしたっ!!)
その後は急いでシアターコクーンへ行ってきました。
『地獄のオルフェウス』
メインキャストは大竹しのぶさんと三浦春馬さん。
感想はね、
うわぁぁぁ……(;'A`)
っていう、感じです。
あのーーー……伝える気はあるのですが、
この感情がまだ言葉にならないのです。
とんでもない設定です。
想像したことのないような。
でも一気にその世界のことを考える時間。
感情の振れ幅が予想以上に広がって、
久しぶりの演劇でしたが、面白かったです。
最初、女優さんふたりでのロングシーンがあり、
結構大事な前提とか過去の出来事を話しているシーンが続くのですが、
全然ストーリーが頭に入ってこず、
ヤバイヤバイと出川さんばりに焦っていましたが、
なんとかなりました。
でも何とかなったけど、
最後まで『えーっと、あれがこれで、誰がこうしてー』って考えちゃったのは、
最初の話が入ってなかったから。
外国の設定で、外国人の名前がどんどん出てくるストーリーって、難しくない……??
ドフトエフスキーの『罪と罰』も、それで大分躓いた人間です。
今日演劇見てて思ったんですけど、
その劇の世界を外から観客として見ていると、
本当に『どうでもいい人』っていませんね。
誰が欠けても成り立たない。
そんでもって、皆、自分の役を……自分を出し切っている。
今回の大竹しのぶさんって、結構人を罵倒したり、
叫んだりするシーンが満載なんですが、でもだからなんなの?っていうか。
っていうか、私の言いたいことって何なの?って感じですが!!
別にそんな風に生きていたっていいじゃん、と思ったんですよね。
あと『あなたが必要なの』っていう告白は、
案外グッとくるかもしれない。笑
人ってすっごく矛盾をはらんでいて、、
時にずる賢がったり、誰かには逆らえなかったり、
そして葛藤したり忘れられない悲しい出来事があったり、
自分がそういう渦中にいるときは
『早くここを抜け出したいっ!!!!!』
って思うものなんだけど……
こうやって演劇になると、それこそが、、
葛藤や迷いや矛盾や、哀しみこそが、
最大のエッセンスであり、ストーリーなんだよなぁって、
そこに心揺さぶられるんだよなぁって、改めて感じました。
人生もそうかもしれない。
案外そんなところから、感動が生まれるんじゃない……??
久しぶりに大竹しのぶさんを舞台で観ましたが、
しのぶさんが喋っているときは、目が離せませんでした。
ちなみに私はA席で観て、8,000円でしたよ!