猫好きダイアリー

no cat no life

習慣を痛感するお彼岸。


スポンサーリンク

お彼岸ですね。

我が家は田舎の本家で、親戚がお線香を上げに来るのです。
ごちゃついている部屋が、少しだけ片付いている。
モノをどこかに閉じ込めている、とも言う。


こういうしきたりとは、もはや習慣だなと思うのですが、
家には仏壇があり、
必ず朝、仏壇にもご飯を備える(母が)。


年間行事も
お彼岸
お盆
お彼岸
って気付くと何度もお線香を上げるシーズンがやってきます。


その都度お線香を上げに来る人がおり、
予めお返しを用意しておく、
この家で生まれ育ち、
嫁いだわけでもないのでこの家のしきたりしか知らず、
世の中がどうなってるのかわからないけど、
世間で旅行に行ったりと、
行楽シーズンだったりするのでしょうが、
我が家にいたっては、
そうして移動してくる人を受け止める側というか?
いや、両親の親戚って、ほとんど近くに住んでるわけですが!


でもこうやって習慣があって、
その責任を果たすために、
一瞬お線香を上げに来る人のために、
昔は祖父と祖母が、
そして今は父が、
ただただ居間でテレビ見ながら待っている。


ドスドスドスと、勢い良くやってきて、
ドスドスドスと、またすぐに帰って行く、
私はその時間が大嫌いでした。


今もだけど。


私も時々お線香は上げるんだけど、
今朝もお彼岸だからお線香を上げました。


きっとね、
私と兄が結婚していないことって、
噂話になると思うんですよ。

今まで小さい時からあらゆる叔父さん叔母さんの
噂話を聞いてきたから。


あぁ、だからかな?
私は今でも噂話を聞くのが大嫌い。
昨日会社で聞こえる距離で、
私の噂話をされたんだけど、
(昨日は笑い話的に登場したまででしたが)
そういう人の神経がわからない。


おっと、話がそれた!

お線香を上げるとき大体何か問いかけてるんだけど、
今日はそんな話をしたら、
「別に好きに生きればいいじゃん」
という声が聞こえてきた気がした。


「別に好きに生きればいいじゃん。
 昔はそうやって結婚したりしないと
 生きていくのが難しかった、
 それだけだよ。
 今は好きに生きていくことが
 許されているのに
 どうして悩むの?」


あのこれ、別に霊感があるわけじゃなくて、
多分NLPで言うところの第2ポジション=相手の立場
って考えてモノを言ってるように考えが浮かんできてるだけだと思うんですが。


いつも、仏壇の前で唱えることへの返答は、
そうやって私をニュートラルにさせてくれる。


こんな習慣の家に育つことと、
近代的な(?)家に育つのでは、
全然違う人間が育つんだろうなー。


同居ってすごく大変だし、
実際母もそうだったようで、
昔から「子供が結婚しても絶対に同居しない」って言い続けてたけど、
そもそもその子供たち(私と兄)は、
結婚すらしてないわけで、
もっと他に心配するべき点があっただろうと思われる(笑)


私は今日から連休で、
とても楽しみだったけど、
いつ人が来るかわからない緊張感では、
(何故か昔から事前連絡がなしなのです)
家にいてもゆっくりできず、1月からずーっと忙しくて、
やっとのお休みなのに、
それはそれはたいそうガッカリしてしまったという話なのでした、


家の掃除したかったけど、
日中は勉強も兼ねてどこか行こうかなって思ってます。


私はこのことに意味を見出していないんだけど、
そして親が死んだら絶対に続けていけない自信があるけど、
いざやめるときは不安になるんだろうなー。


だってそれが習慣ってやつだものね。