猫好きダイアリー

no cat no life

「これだから女は」


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「女はヒステリック」

「女は感情的」

そんな世間の誰が言ったかもわからないような言葉が頭の中に時々流れ込んでくるから、

だから私は

「これだから女は」

と言われないように、感情のコントロールが出来る人になろう、そう誓った。


私がチームのマネジメントをしていた時に、

スタッフを叱っていたことがあって、

それを聞いていた同僚が「○○偉そう」

Twitterに呟いていたのを見たことも、

大きなキッカケだったかもしれない。


そして、そんな風に怒りを感じるときでも、

もともと怒りを自分に許していなかった私は、

そのたびに

「こんなことで怒るなんて器が小さい」

そう自分を蔑んでいた。


今の職場には、怒りを顕にする女性がいて、

その人たちは私よりも立場が上の人達で、

しかし年はそれほど変わらない。


それが理不尽な怒りのようなときもあるし、

不機嫌さから来ているようなときもあるし、

だけと一方で、

そんな風に今まで、

誰からの大きな反発も受けずに、

その状態でいられることって、

すごく幸せなことなのかもしれないなと思ったりする。


でも結局のところ怒りに任せて発言することで、

人との関係がギクシャクすることがやっぱり起こるから、

怒ることと

どんな風にそれを伝えるかは

別物だなと痛感する。


私は仕事では手抜きしたりサボったりする人が嫌いだから、

怒らずともそういう場面を見るときに心の中で冷ややかな気持ちになっていることはある。


誰も人のことは変えられないし、

思い通りにならない。


だけど

「どうしてわかってくれないのか!」

と怒っている人は、

いつも相手に対してその人も同じように

「相手のことをわからない」状態だなと思う。


これ不思議だけどいつもそう思う。

人は鏡というけれど、

これほど写し鏡の現象もない。


私に関しては昔に比べて

「なんでそんなことで怒るんだろう?」

と思うことが増えた(笑)


それが私の成長したところなのかなと思います。


私もかつてそうだったように、

そして今も気を付けないとそうなってしまうように、

何かあると人のせいにしがちだし、

誰かに慰められることを期待してしまう。


そんな時に

「今、私は人のせいにしてるな」

「今、慰めて欲しがってるな」

そう、気付くだけでいい。

気付けば新しい可能性が見えてくるから。

そんな気がする。