はじめての額装!厩戸王子が好き!
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ゴールデンウィークという、貴重な時間を使ってやろうとしていたことはいろいろあったのですが、
どうしても重い腰があがらないものもあり、
それであればせめて、やりたいことをやったほうがいいじゃないか!
と思って今日は額装しました。
出来上がりはこちらです。
きゃあ!厩戸王子!
(はしゃいでいるのは私だけ……)
この絵は、もうかれこれ15年以上前に「少女マンガの世界展」という展示会で購入した、
山岸凉子さんの「日出処の天子」という漫画の主人公、厩戸王子です。
これをふと、見つけて、管理方法も良くなかったので、汚れたり、若干曲がったりしていたのですが、
「片付けは持ってみてときめくかどうか!」というこんまりさんの法則からすると、
今でもときめく一品であることにかわりなく、
じゃあもう、ちゃんと額装して保管しよう!!!
と思い立ちました。
お父さんたちのディズニーランド、と呼び声の高いジョイフル本田は、私の超行きつけでもありまして、
中に額装コーナーがあることは知っていたので、用紙のサイズを計って家を飛び出しました。
額装って、ただ額に入れればいいというもんじゃないんですね(^_^;)
そもそもこの絵が、何サイズなのかもわからず、どれに収めればしっくり来るのか途方に暮れたので、
店員さんに手取り足取り教えていただきました。
この絵のサイズが、51.5×36.5センチで、これは「三々」というサイズの額に入れて、
中にマット(グレーの縁取りのところのこと)を入れればちょうど良いでしょう、とのこと。
店員さんには再三、実際に絵を持ってくることをすすめられましたが、
こんな保管状態の良くないものを持っていくのはなんだか気が引けて……
ほとんど想像で合わせてもらいました。
でも、どうでしょう。
ほぼ野ざらしに近い状態になってしまってたことを考えると、綺麗に収まって満足です。
ただこれ、想像以上にビッグサイズな仕上がりなので、一旦また箱にしまって飾る機会待ちでございます、、、
私は1980年代前後の漫画が大好きで、
そして今までで大好きな漫画が2トップで2つあって、
ひとつがこの「日出処の天子」。
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厩戸王子は心の中のコップが割れている人です。
その悲しみが、深く染み入ります。
番外編まで読むと、ますます切なくて、苦しい。
今冷静に思うと、母親の面影を実は追い続けているんだ、という観点から、光源氏と似たところがあるかもしれません。
そして、もう一つが吉田秋生さんの「BANANA FISH」です。
BANANA FISH(1) BANANA FISH (フラワーコミックス)
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もうほんとに、どれだけ最後で泣いたことか。
思い返すと泣いてしまいそうなくらい、胸にこみ上げるラストです。
どっちも、私が混沌としすぎていた時期に読んだもので、今でも忘れられない物語です。
わかっているんです。
今読み返したところで、あの時と同じくらいの感動は得られないということも。
だからかな、大事すぎて、逆に、容易に読み返せないような物語。
このポスター(?)を買ったとき、いやそれ以降も、額装をしたいと思う気持ちはあっても、
そこにコストをかけることができずにいました。
だいぶ古びた状態にしてしまったけど、
ひとまずこれで安心しました。
いつかちゃんと飾る場所を見つけたいです。
ちなみに、参考価格としまして、
額が5500円ほど、
中のマットが1500円ほど、
合計がおよそ7000円ほどになりました。
中のマットは1枚のもので、今回用に繰り抜いた中心部がまだ使えるので、
はがきなどを額装したい時に使うといいですよ、ということでした。
んー、葉書!
昔いただいたサインなどのハガキが、見つかったら額装したいかも!
こうして額装して飾るのって案外楽しいことかもですね(^-^)