ニュースの作り方。
スポンサーリンク
かなり冷え込む季節になってきましたね。
いままた猫は私の上で暖を取りながら、まったりしてます。
大抵の場合、世の中はセンセーショナルなものに興味を引くし、
え!?それでそれで!?と思わせるような中身を追求しての文春のスクープがあったりするわけで、
世の中の商品ほとんどが「売ってナンボ」なわけだから、
あらゆるものは、より過激に・強く見えるような見せ方を身につけていく。
何年も前に、新聞社の方の講演を聞いた時だったか、
「こういう種類のニュースは読者のウケが悪いので書かない」
と言ってたことがあって、それはそうだろうなーとすごく思ったことがありました。
私自身、仕事で、モノを売っている一人なので、世間を見回していろいろ考えます。
で、今日はなんでこんなことを書いているのかというと、
私がお世話になっているある方が、ある件で刑事告発されたとかでニュースになったからです。
ここでその方のお名前を出すことはいたしません。
ただ私がその方を直接知らなかったなら、
「ただ不正をした悪い人」
として、一瞬で忘れるくらいのありふれたニュースでした。
ニュースとしては、珍しいことではありませんから。
けれども私はその方の年齢をこのニュースをキッカケに知りましたし、
普段着の姿も初めて見ました。
それはやっぱり今まで私が見てきたものというか、、、
抱いていた印象とは違っていて、
そう……悪そうに見えるように作られていたのです。
実際、ひたすらに怪しく見える見出しがついていたし、
客観的に見たら私にもものすごく怪しく見えたし、
「こ、これは…」って感じだったのです。
実際のことは、
何がどうなってこうなったのか、
私にはわかりませんし一生その真実を知る機会は訪れないでしょう。
でも実際に責任のある立場の人が、
「知らなかった」では済まされない出来事であるのは事実だし、
それが本当だったから告発されたわけで、
「○○さんがそんなこと意図的にするはずがない!」とは、私には思えませんでした。
その人を信じている・信じていないとかではなく、
これが社会のルールだから、
それを守って生きることが、
全員に課せられていることだから。
いや、わからなかったなんて、、
もしあるとしたら、おかしい……と、
私の中の私が思ってしまったんです。
私が働いている会社でも、
お金に関することや契約に関することは、
ものすごく厳しくしてますからね……。
それはもう神経質なくらいに。
そして実は少し前から、
私の中でそもそも、
その方のビジネスのすすめ方、
セールストークのやり方に、
懐疑的な思いがあったことも、あるのだと思います。
ニュースと現実は、
かけ離れていることがあるのだろうし、
過激なラベリングをして、
興味を引く手口なんだなと思うけど、
ニュースもご本人からのコメントも、
そのどちらをも闇雲に信じるのではなく、
そのことを受けて私がどう思ったか、
結局はそれしかないなあと思います。
身近な人が、
ニュースになるとき……
具体的に想像したことはなかったです。
本当に残念ですが、
しばらくは少し距離のあるところから、
この成り行きを見守っていきたいと思います。