猫好きダイアリー

no cat no life

年を重ねて。


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若い頃、私が時々職場の人に言われてきたことは、

 

偉そう

ふてぶてしい

 

などの言葉で、

それは私を苦しめることがありました。

 

確かに昔のほうが遠慮がなかったり、

信じる価値観にブレがなかったりしていたのだと思う。

 

私の働く業界は年配の人が少ないので、

定年退職する人というのを間近でまだ見たことがないし、

今だって1番年上でも40代やそこらだと思われる。

 

私もかなり良い感じの中堅どころの年齢となり、

私よりも若い同僚も山ほどいて、

だけどそのことで私は楽になったなーと思えたのでこれを書いています。

 

私が10歳若かったら。

私が5歳若かったら。

 

こんな関わり方はできなかったなーという対応で、

人に関わっているような気がする。

 

それはもちろんただ年をとったわけではなくて、

それなりの経験をしてくることができたというのもあるし、

様々な人との関わり方を学びに学んできたというのもあるし、

 

どうやって人との信頼関係を築きながら、

それでも言いたいことを言うのか、

という……

 

私の中での永遠のテーマみたいなものに取り組み続けてきた結果を、

やっと少しずつ感じられているのかもなあと思う。

 

年が上だったら偉いとも思わないし、

年が上だったら尊敬できるってことでもないし、

年が上だったら仕事ができるとも限らないけれど、

 

なんていうのかなあ。。。

 

やっとこのくらいまで来たから、

こんな関わり方も許されるだろうっていう、

何かそういうふうなことを感じているところがあって、

反面周りからもそういうふうに見られている私でもあるわけで、、、

 

私の中身の大筋はあまり変わっていないけれど、

昔はずいぶん苦労したなあというふうに思うし、

パワハラまがいのことも多々あったり、

過労死してもおかしくなかったくらい働いた時期もあったけど、

その苦労は今貯金となって使っている気がする。

 

なんやかんやで昔よりふてぶてしくなく&偉そうではなく、

人と関われるようになった私もいるのかもしれないなあ。

 

それは「自分が正しい」と思うことからの脱却かもしれない。

(いやもちろん、正しいと思って行動することは多々あるけど、違うと思う行動を見た時の反応が変わったというか……)

 

何かこう、無礼ってある意味若さかなと、

昔上司に言われたことを思い出すのでした。

 

(昔とある若手スタッフに私が怒っていたら、上司に「きっとものを知らないだけだよ」といなされた件)

 

今日はそんなことを考えた1日でした。