猫好きダイアリー

no cat no life

ありがとうSMAP!


スポンサーリンク

私はジャニーズの誰かを熱狂的に好きになったことはないけれど、

今思えばそんな時でもずっとSMAPを見続けていて、彼らの歌や在り方に励まされ続けてきたのだと思う。

 

解散という意味では、過去ではJUDY AND MARYだとか、

あとは活動休止するときのCoccoとか、

宇多田ヒカルの活動休止もライブで見届けに行ったし、

立ち会ってきた場面がある。

 

それからhideが亡くなった時も……友達と長電話しながら、めちゃくちゃ泣きました。

 

でもいつでもこれで終わりじゃなかった。

終わりが来ても、また何かが始まって、何かは続いていく。

そのことも知っている。

 

私はゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんが好きで、もうこれは尊敬してるって感じですが、よく彼も言っています。

 

続いていることが奇跡なんだと。

 

SMAPは28年ですか、、、

それほどの長い間、アイドルとして生き続けてきてくれた、メンバーのみなさん、

これはもう本当にすごいことだなと思います。

 

私は大ファンではないけど、でも私の世界の中にSMAPは確実にいて、それが当たり前だった。

ましてやこんな終わり方で解散を迎える日が来るなんて、絶対に誰も、きっと本人たちでさえ、予想していなかった昨年だったと思います。

 

YouTubeで見ることができる動画で、

中居くんがベッキーの相談を受けるというものがあります。

 

私はこの動画が大好きで、この動画で語られている、中居くんの覚悟のある生き様がホントに勇気になって、何回も繰り返し見てました。

 

アイドルなんだけど、カッコつけてないみたいに振る舞って、でもものすごいプロ意識で、、、

 

今でもBEST FRIENDを聴いては涙してしまう中居くん。

 

SMAPのリーダー。

 

例えば震災の寄付とか、中居くんが多額の協力をしているというニュースは度々あった。

 

けれどそれを表立っていうことは絶対にない。

 

そういうところ、そういうことができる人、本当に尊敬します。

 

少し前にお父様をご病気で亡くされて、それに関するエピソードがまた、なんとも言えない味わいで……

時々彼のラジオも聴いていました。

 

あんな大スターだけど、日常にちゃんと楽しみと幸せを見いだせる人。

しょうが焼きとご飯で、大満足になれちゃう人。

 

こんな私だって知っている彼の数々の姿。

 

去年の大晦日、何かの申し合わせかのようにラジオの最終回の日となり、それがネットニュースにも取り上げられていたので、今朝聴きました。

 

あれを聴いたファンの人たちは、たまらないだろうなあ。

 

誠実で純粋で嘘のない、取り繕うこともなく、誰も責めない、素晴らしく格好いいリーダーの姿がありました。

 

私がとても記憶に残ったこと。

 

「自分が間違ってないなんて思ってない」

「自分を肯定したいとも思ってない」

「今回起きたことは誰にも教わってない、そして今まで経験してきたことのないこと」

「どこで踏み間違えたんだろうとか思う」

「誰も悪くないんです」

「メンバーはよくやったと思う。労ってあげて欲しい」

「今はまだこれからのことはわからない。自分は前だけを見てとかじゃなくてちゃんとこれまでのことも噛み締めて、それで生きていきたいタイプ」

 

これね、素晴らしいなあって思ったんです。

 

自分がもしかしたら間違っているかもしれないと認めた上で、それでも今回こうなるしかなかったこと、

そしてメンバーを丸ごときちんと承認して受け止めて、大切にしていること。

 

更にはファンの署名活動や購買運動、新聞広告のメッセージについてなど、それについても純粋な気持ちのコメントがありました。

 

やっぱりすごいなあと。

 

そして

 

「28年は、決して、自分にとってあっという間ではなかった」

 

の言葉で、どれだけ本当は、その裏に苦悩があったのだろう、どれだけの悲しみや辛さがあったのだろう、、、

と中居くんこそを労いたい気持ちになりました。

 

最後のスマスマで、泣いていた中居くん。

 

私はあれを見て、なんだか、これはもういてもたってもいられずに、最後のアルバムを衝動買いしてしまいました。

 

改めてこの年末年始に聴きましたが、どれも本当にいい曲と歌詞で。

 

続けること、そばにいること、諦めないこと、前を向くこと、それをSMAPはずっと歌ってきたんだなぁと改めて思いました。

 

そしてその曲を無意識でもメディアを通して耳にするとき、目にするとき、私はもれなく励まされて来たのだと思ったのです。

 

SMAPとして存在するために、個人の想いを犠牲にしてきたことだってたくさんあると思う。

 

どこか、、、解散すると言いつつも、現実味がなくて、いつかふとまたテレビで5人が揃ってるところを目にしそうなくらいな感覚だっだりするけど、

これからじわじわと実感していくのかな。

 

どうか彼らが、これからも、いやこれからもっと、本人の望む方法で在り方で、過ごしていけることを心から祈っています。

 

私たちに見せてくれたSMAPの輝きを、また新たな力に変えて。

 

こんな私でさえも、それはファンだとかそうでないとか、もはやそんなことを超越して、、

やっぱりSMAPが好きだったんだと今になって気付かされました。

 

これからもたくさん、SMAPの曲を聴き続けたいと思います。