別れ際。
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年度末の最後の営業日。
今日はたくさんの人とさよならの挨拶をして、夜は歓送迎会の幹事をしました。
この場所で働いて、過去最大級の人の入れ替わりが訪れ、全然悲しくなる予定ではなかったんだけど、
ふと声をかけてもらった言葉に、切ない気持ちがよぎる瞬間が訪れました。
「頑張ってね。いやもう頑張ってるんだけど。だから頑張り過ぎないで」
ここに来たばかりの時、訳もわからないままに怒られたことのあるその人から、ふと言われて。。
ああ、私の何かを見ていてくれたんだなと思って、想いは昇華されました。
そしてここで私たちとまだ働いていたかったという人の言葉とか。
異動したくてする人もいるし、辞めることを選んだ人もいるけれど、したくなくてする人もいる。
ここにいることをそんなに好ましく思ってくれていたんだなーって思うと、
不思議と心が浄化されていく気がするのでした。
そうかそうか。
私と働くのはそんなに楽しかったか(違)
って感じで。笑
これまで社会人として働く中で、ホントにたくさんの人を見送ってきたし、その中で辛いこともたくさんあって、
でもそれでいま、
別れるときに、こんな風に、
悲しかったり、
寂しかったり、
切なかったりするのって、
ありがたいことだなあと思いました。
そう思えるくらい大事な人が、
そばにいたってことだから。
そしてそんな場所で働けてたってことだから。
私のハマりまくってる漫画「秘密」にもね、
本編の最後に主人公のモノローグがあるのですが、
生きていたら守るべき大事なものができてしまう、
大切なもの失いたくないものが生まれてくる
お腹が空くように幸せも感じるようになる
欲しくなくても出来てしまうのだ
人に知られたくない、秘密も
私もそれを感じています。
五年前にぜーんぶ何もかもを失って
もうそんな大事なものは要らないと思ってきたけど
いつの間にか大切なものや人たちがまた
たくさん周りにいることに、
気付いたら、
ホントにいまさら気付いたら、
優しくて親切な人に実は囲まれて働いてたのかもしれない……と思いました。
それに気付けたことが、最大の収穫。
こうやってしか、こうなってみてしか、
気づけないことってやっぱりあるのだと、
そう感じています。
みんな、本当にありがとう。
あ、そうだ。
そしてこの3月末、母親も定年退職を迎えました。
昨日が最後の仕事で花束を貰ってきており、
少し前にも早々と貰ってきた花束が枯れずに咲いていて、
我が家は花瓶が少ないから既にそれがうまく活けきれてなかったわけですが、
私も今日着で花束を手配してしまっていて、、、
それが一体どうなったのかと気になっています。笑
これから家に帰って様子を見てみようと思います。
今朝、心底、鉢植えにすれば良かった……と後悔しました(´;ω;`)笑