itmmhy’s diary

It makes you and me happy! あなたと私を幸せにする言葉。

あのトリプルアクセルを跳ぶために。

今日は、お昼休みに真央ちゃんのフィギュアスケートを見てました。

2014年の世界選手権。

当時の世界最高得点を塗り替えたショートプログラム

 

昨日の夜、引退発表があったからです。

 

殿(織田くん)の泣きながらのコメントも動画で見たし、

今夜は帰ってテレビ付けたら緊急番組もやっててビックリしました。

 

私がフィギュアスケートを応援しはじめて、もう20年も経つんですが(!!!)

その間にフィギュアスケートを取り巻く状況は様変わりました。

 

昔はグランプリシリーズはNHKのBSでひっそり早朝に放送されていたり、

全日本選手権だって日曜の昼間に1時間だけ放映されるとか、

世界選手権なんて深夜2時とかの放送で、

でもそのぶん貴重で、今みたいに動画サイトもないから、

大事に大事にビデオに撮って大事に大事に見てました。

 

まさか20年経ったらゴールデンタイムに生放送してるとか、予想もしてなかった未来が待っていました。

 

もちろん、海外の偉大なスケーターたちもたくさんたくさん素晴らしい演技を見てきたし、

生での観戦も長野オリンピックでデビューをしてから、

その後もすぐには思い出せないけどいろいろ観に行き(もう最近は行ってないため…)、

ある時は代々木で行われたGPファイナルを観に行って(たしか)目の前でプルシェンコが跳んだ4-3のコンビネーションジャンプを見た時は衝撃を受け、

何年たってもあの時の驚きが蘇ってくるほど素晴らしいジャンプでした。

 

でも日本でここまでフィギュアスケートが受け入れられたことの要因として、

浅田真央選手がいたからだということは、間違いないことだと思います。

 

いえね、私は本田君も好きだったし、大輔も大好きだったし(ギャグじゃない…)、もちろん今の羽生くんの凄さや宇野くんの伸びしろも楽しみだし、

ミキティだってなんだかんだすごい演技してた時代もあるし、トリノのあらかーさんは美しかったし、その昔のクワンも好きだし、スルツカヤも好きだし、

そこにきてのサラ・ヒューズの思い出とか採点方式の変化とか、

いやいやクーリックがいたからこそフィギュアスケート好きになったから忘れられないし、ていうかヤグディンプルシェンコの対決とかホント毎回楽しみだったし、

マリア姐さんとかすごく長く頑張ってる印象だったけどいつの間にかその年を真央ちゃんが超えてて!!

 

って、もう、思い出話が尽きないほどに、いろんなことがあって……

 

だけどそんな中でも、最も忘れられない演技は何か?と聞かれれば、

多分私はソチオリンピックの真央ちゃんのフリーを挙げるだろうと思うのです。

 

今もすぐに頭の中で鳴り響くあのイントロ。

曲の間合いにバッチリはまったトリプルアクセル

着氷と共に大歓声に包まれる会場。

 

彼女は絶対的なアスリートで、

絶対的に高みを目指す、

彼女にしかできないフィギュアスケートを追求する、

素晴らしいスケーターだからこそ、

あらゆる選手から愛され慕われ尊敬されてきたのだと思います。

 

思うように点が伸びない時も、

スケーターからこそ、

真央ちゃんを応援する声が上がりました。

 

今だって「あの」羽生くんが真央ちゃんを賞賛している、

そのことだけでも推し量れるものがありますよね?

 

うん、なんていうのかな?

もうこれは天使なんじゃないかと思うくらい、

嫌味なところが少しもなくて、

天真爛漫という言葉は彼女のためにあるのかなと思うくらい。

 

そんな彼女が、ソチでの演技を終えて、静かに静かに、こみ上げる涙を静かにこらえるシーンは、毎回毎回見ては泣いてしまいます。

 

どれだけの想いで……

どれだけの不安で……

 

そのことに想いを馳せるとき、強大なパワーを貰うのです。

 

あれだけの逸材と言われた真央ちゃんでも、

タイミングのいたずらで、

オリンピックの金メダルは取れませんでした。

 

私が初めて真央ちゃんの演技を生で見たのは、

彼女が11歳の時でした。

 

それこそ、ソルトレイクオリンピックの壮行会じゃなかったかな。

 

(昔はそういう大事な試合の前に出場選手の演技を見ることができたんです。格安で!←ここ重要)

 

まだ幼いの頃の、キラキラした、

ただただ喜びに満ちあふれていた笑顔は、

今はもう見ることはありません。

 

私の人生は、失敗だらけだし、後悔だらけだし、うまくいかないことだらけだし、

そんな感じのままこんな年になり、苦しい気持ちを感じることも多いけど、

 

「天才と言われた真央ちゃんだって、あのトリプルアクセルを、1番大事なところで決めるために何回失敗したんだろう」

 

とふと思ったら、また涙が出てきて(´;ω;`)

 

ああ、ちょっとうまくいかなかったくらいで、めげてちゃいけないなあって、思いました。

 

彼女は特別なんです。

 

何が?どこがどう?って聞かれたら、

言葉では説明できないかもしれない。

 

でもホントに特別なんです。

 

長い間、本当にお疲れ様でした。

悔いがないという言葉が聞けて、

ただそれだけでも復帰した意味はあったんじゃないかなと思って、不思議とホッとしました。

 

だって、とにかく彼女には幸せでいて欲しいと、なんだかそう思ってしまって仕方がなくて。

 

明日、引退会見があるそうなので、直接どんな言葉が聞けるのか、楽しみに待ちたいと思います。