猫好きダイアリー~itmmhy’s diary~

It makes you and me happy! あなたと私を幸せにする言葉。

うちの家族システム

今朝、私の母親の兄弟の奥様が亡くなられた。

(つまり私からすると伯母さん)

 

もう数日前から昏睡状態で、医者からも「余命一週間」を宣告されていたのだそうです。

 

私は今とてもバタバタしている状況なのと、普段からあまり接点がないこと、母が足繁く病院にも通っていたことで、少し離れた場所から客観的に見ているような気持ちだった。

 

今朝、早朝6時頃、電話が鳴った。

危篤状態だということだった。

電話を切った母が、憤慨した様子で、

 

「○○さんを連れて来いと怒っている」

 

と言っていた。

○○さんというのは、母の夫、つまり私の父親のことなんだけど。

 

母は度々病院に行っていたけど、父は一度も行ってなかったらしく、そのことで怒っていたそうで。

 

私はすごく、心底ビックリした。

 

何にビックリしたかというと、そんなふうにして「他の人も大変な状況だって来たんだから、病院に来て当然」と言っているその人の価値観に。

 

笑い事でも何でもなくて、リアルに私は、もしかしたらいずれ私は誰にも看取られずに一人で死ぬ可能性があるよなと思っており、

またそのことを悲しいとか怒りとか思ったことなくて、

その人は既にたくさんの人がお見舞いに来ていて、母だって気を配っていただろうに、

そんなふうにして周りに「来て当然だろ!」と思っていること自体、私には青天の霹靂。

 

何よりそうした怒りを、日々心配していた母親にかけたその人のことが、たとえ身内への甘えだとしても、私は悔しく、悲しかった。

 

父はその時すでに朝6時だけど畑仕事に行ってしまっており、

テレビをつければ、榮倉奈々の出産のニュースで(笑)

そう、どんなに自分が辛い時だって、世界は回っているんです。

 

誰かが死にゆくその時、生まれる人がいる。

それはこの世界の自然の摂理だから。

 

私にはそもそも伴侶がいないので、わからないことはきっとたくさんある。

だけど、それでも、こんな時に、いろいろ助けようとしてくれた人に怒りをぶつけることを私は肯定できない。

 

そしてそれこそが、うちの家族が内包している、家族システムだと思った。

 

これが母親の家族だけでなく、父側もそう。

 

外面は よく、身内には感情をぶつける。

話を聞かない。

相手を対等に扱わない、家長絶対、長子絶対。

男尊女卑。

 

ていうかもう、昔から続いている日本の在りようがこれなの?

 

私がもう終わらせたいと思っている、少なくとも自分がそこに属すのはやめようと思っている、そのシステムの現れだと感じたのでした。

 

結局、母は迷った末に父を呼びに行き、そうこうしているうちに再び電話が鳴り、

息を引き取られたということだったのでした。

 

ものの30分くらいの出来事。

 

だけど、この日のこの驚きを、私は忘れることはないと思う。

 

私は、、、

誰か一人でも来てくれたなら、そのことを有りがたく思い感謝を述べたい。

だけどもし一人でも誰を恨むでもなくその時を待ちたい。

 

本当は動揺する母に、「大丈夫だよ。悲しくて不安で心細いから、怒っているだけだよ」と言ってあげたかった。

 

でもそれは、言えなかった。

 

泣かずに言える自信がなかったから。

 

 

もちろん、そのこととは別として、

亡くなられた伯母さまには、心からご冥福をお祈り申し上げます。

 

あらゆることから解放されて、いま、安らかでありますように。。