猫好きダイアリー

no cat no life

ホッとする瞬間。


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いま、家にテレビがないので、よくラジオを聴きます。

特に朝は絶対にラジオを聴いている。

そうじゃないと天気とか交通情報から間違いなく取り残されるから・・・。

 

夜もご飯を作っているときなどにラジオを聴いているんですが、

日曜日の夜、いままさにリアルタイムで私が聴いているのは

松山千春さん、のラジオ。。。

 

前回たまたま聴いたとき、なんか良かったんですよ。

私より少し上の年代の方がど真ん中世代だから、

お便りも人生いろいろな感じで。

ご主人を亡くした方、兄弟を亡くした方、、などなど。

 

松山千春さんって見た目ちょっとコワモテじゃないですか??

でも優しい人なんだなぁ~っていうのが聴いていて感じたことです。

 

ラジオって全部ではないけれど、今でも多くの放送が生放送で、

そして「ラジオの前のリスナー」の存在を、テレビよりずっと身近に感じて作られている。

お便りを送ってくるリスナーを無視できないからです。

 

その距離感っていうのかな。

テレビを見ていると、ただもうそれだけで、何かがズタズタになってしまうような時があるけど、ラジオでそういう気分になることって本当に少ない。

身構える必要がないというか・・・。

 

 

前にふかわりょうさんが言ってたことだと思うんですが、

「テレビは物を買わせる箱」だと。

本当にそうだなぁ~って思います。

 

いや、そうはいっても、ネットもそうなっていますけれどね。

どんどん検索履歴と連携して、ターゲティングされた広告が出てくるし。

 

知人の大手広告代理店の人からは「CM見てよ~」って言われたり、

私自身も仕事で、どんなキーワードなら関心を引けるか?を考えることが良くあるのですけれど、

私生活ではできればそういうところからは離れたところにいたい。。。

そう思っちゃうんです。

 

そうじゃないと、わからなくなっちゃう気がするんです。

何が本当に欲しいものなのかが。

 

最近では本屋も、あんなにあんなに大好きな場所だったのに、少し苦しいです。

「あなたにはこれが不足してる」「もっと手軽に○○できる」などの

煽り文句のタイトルが多すぎて疲れちゃうんですよね。。。

 

実家はほとんど四六時中、テレビがついている家で、

私もずっと一人暮らしの時でもテレビを付けている事が普通だったから、

この家で暮らすようになって最初は静かすぎて、それがなんか不安で、

(2階からの足音がすごい響くしw)

ずっとゴールデンボンバーのDVDをかけているような状況でしたが、

今ではもうすっかり慣れて、静かな部屋にずーーーーっといたりします。

そしてそれが心地よい。

 

先日、実家に帰った時に、実家は何もしなくてもご飯出てくるし、

猫も相変わらず可愛くて、いろいろ利点もあるけれど、

でもこの部屋に帰ってきたときに、ホッとした自分がいて、

そんなホッとした自分に、ホッとしたのでした。