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お医者さんとの付き合い方。


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この間、知り合いの医療関係者の方とお話する機会があって、とっても学びになったのでその時の話を少しシェアする記事を書こうかなと思います。

 

私は今も時々アーユルヴェーダのクリニックに行ったり、以前は漢方の専門医のところに通っていたりします。

そうすると時間をかけて丁寧に診てもらうことが普通で、予約自体30分枠で取ってたりします。

そもそも話をじっくり聞いてもらえる前提。

(めっちゃ余談ですが、TOEICのリスニング問題では、クリニックの予約変更の電話などが題材になるケースがすごく多いです! )

 

反面で急な対処とか西洋医学が得意な分野ではもちろんいわゆる一般的な病院に行くこともあります。

そうすると1時間待って、3分で診察……なんてザラですよね。

ちょっと話して、後は医者はコンピュータに向かってカルテを書いているとか。

 

で、今回は西洋医学の病院のお話です。

 

いきなりですが(笑)

 

まず、男性の医師は話を聞かない人が多い。

 

これは事実としてあるそうです。

話を聞かないベースとしても、1日に何十人もの人を診るというのが普通だったりするので、ただただ時間がないという背景もあるのですが。

 

(もちろん丁寧な方もたくさんいらっしゃるとは思います!確率の話ですので、あしからず)

 

質問はまとめてこよう!

 

そんな中でももし聞きたいことがあったとしたら、事前にまとめてくると良さそうだということでした。

またもしコンピュータに向かってカルテを書いている時は、「今質問しても良いか?」と訪ねてから聞くのが良いかも…とのことでした。

 

お医者さんは身体のデータのアナリストだと認識しよう!

 

お医者さんはできること、できないことがあります。

そして基本的に西洋医学はデータを元に治療方法を決めます。

なので検査をして、その結果から読み取って、こしたら良いんじゃないか?と仮説を立てて実行する人と思ってみると良いとのこと。

 

そのデータから、世間で効果のある方法を提案してくれる。

 

私は普段、Webサイトなどの数字をみることがあるので、とってもしっくり来ました。

数字を見ていると、これがこうだから、こう変えたら良くなるんじゃないか!?というストーリーを考えます。

それと同じで、身体の数字を見てくれるアナリストだ、と考えると「なるほどー!」と思いました。

だからその考察が、いろいろできるケースでは、人により見解が変わったりするのことは当たり前ですよね。

 

じゃあセカンドオピニオンってどうなの?

 

セカンドオピニオンは今は一般的に認められている制度。

なので例えばいくつかの治療方法がありそうな時に「他で意見を聞きたいのでデータをください」と言うのは全くもって問題ないそうです。

 

もし自分の下した診断に自信があれば、快く送り出してくれるはず。

その結果同じ見解が得られたなら「ほらね」となるはず。

 

もしそこで不機嫌になったり、怒るようなことがあれば、そのお医者さんと付き合っていって大丈夫なのかを考えた方が良いかもしれません。。。

 

またセカンドオピニオンを遠くの病院で受けて、そこで得た治療方法のアイディアを元の病院でやってもらえたりするケースもあるそうです!

 

お医者さんは、治ります、とは言えない。

 

まあ確かにそうなんでしょうね。

アナリストと聞けば尚更納得。

世の中に100%はありえないわけですから。

 

でも私はかつて、とある症状がかなり悪化してしまった時に、その道の専門医のところに意を決して行って「大丈夫!良くなりますよ!」と声をかけてもらったことで、すっごくホッとしたし治療を頑張ろう!と思えたことがあります。

 

専門医としてたくさんの症例を見てきたからこそ、言えることなんだと思います。

過去の類似症例を経験してきたから言えること。

 

そこから年単位だったか…今となってはすぐに思い出せないのですが、いずれにしても結構な期間です。

根気よく通って、通院が不要になるくらいまで改善させることができました!

 

お医者さんは神様ではない。

 

お医者さんがすべてを治してくれるわけではありません。

そして中には治療方針を拒否する患者さんもいるのだそう。

そして否定した上で「それでも考えるのがあんたの仕事だろ!」みたいな人もいるんだって。

ひぇぇ〜!

 

でもそんなのって、患者として、自分の身体のことなのに、受け身になっていないか??

全部相手になんとかしてもらおうとしていないか??

と、考えてみる必要もありそうですよね。

 

こういう人って普段からものすごく他責で生きてそうで怖くなっちゃいました。

 

なんてったって、自分の身体に元々備わっている、細胞修復機能や免疫機能は素晴らしいものだと思います。

 

私たちの身体は常に細胞が死に、また新たに生まれ変わり、を繰り返しているので、たとえば肝臓なども一定期間で全部の細胞が入れ替わっちゃったりするんです。

 

医療を受ける、受けない、受けるとしてもどういう医療を受けるかは患者側に選択権のあるものだと思っています。

 

だって、その結果を引き受けるのは、自分以外の何ものでもないからです。

 

そんなわけで「お医者さん」と聞くとなんかもうとてつもなく偉大な存在…!って感じがしますが、「身体のデータアナリスト」と聞くと、イチ科学者みたいなものかなーって、受ける印象が変わりました。

 

私の周りには幸いにもこうした話をざっくばらんにできる方がいるのですが、それはホントに少数派の方のよう……。

 

そんな中でも、患者側が少しでも対策することで、より良いコミュニケーションを模索できる可能性は残されているんじゃないのかなと思います。

 

少しでも参考になれば!!