猫好きダイアリー

no cat no life

現場に行ってわかること。


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ゴールデンウィークの旅行中、私は栃木県の様々な道の駅に訪れました。


帰り道、那須方面から、私は大谷資料館に向かっておりました。
外はカラカラ晴れていて、ドライブ中に目にする景色はただただのどか〜な雰囲気。
そしてとっても景色の綺麗な、水の美味しそうな、町にたどり着きました。


それが栃木県の塩谷町。


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もうほんと、清々しい場所でした。

でしたが、そこで、たくさんのものを目にしました。


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あらゆる道に、一定区間ごとに、それも結構細かく設置されていて……

そこで私は塩谷町が放射性物質を含む廃棄物の、
最終処分場の候補になっていることに気が付きました。


実際には……もしかしたらニュースで見ているかもしれなく、
もしかしたらどこかでそのニュースとニアミスしているのかもしれなく、、


その現場というか、地元に訪れなければわからない空気、というかね。

こんなのどかな地に、日本という国としての判断が下される
可能性があるということを、初めて身近に感じました。


それが良いとか悪いとか、何かしらの私のジャッジがあって書いてるわけではないんです。
何か特別な意見があって書いているわけでもなく。


実際に町を車で走らせて感じたものは、今も私の中に残ってます。
ニュースでしか見ていなかったものが、突然現実になった瞬間でした。


例えば原発のこととか、例えば基地のこととか、
国という大きな単位で推し進めているものがあったとして、


初めにそこまで考えておく必要が多分あったと思うのに、未来に委ねてしまってたり。


だから既に廃棄物は生まれている。
そして生まれ続けている。
でもどうするか決まっていない。
みたいに見えてしまいます。


時々『所有』ということを考えます。


ここが私の土地だ!とか、これは私のものです!とか、
そうやって生きているのは普通なんだけど。

でも地球のことを、宇宙のことを、考えてみるとき、
私が思うことは『未来の子供から、地球を借りている』っていうことなんです。

大事にしなきゃなぁというか、大事にしたいなぁって思うんですよね。


うーーーーーん。
まとまらないな。。
何かしら『所有しているからこその乱暴さ』みたいなことが
ある世界かもしれないなって、私が思っているって、そういうことかもしれない。


地球しかり
日本しかり
自宅の庭しかり
親子しかり
恋人しかり


こうして、その場所に行ってみないとわからないことって
たくさんあるから(もちろん楽しいこともたーくさん!)、
やっぱり旅はいいですね。

また近々、どこかへ車を走らせたいな〜と思っています。


いつだったか聞いたのですが、
脳科学的にも知らない街に旅するのってとっても良いらしいです!