女子高校生みたいに。
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今朝、猫は怒っていた。
明らかに「何でよ!何してるのよ!」って言われた。
間違いない。
そんな朝は今日のお昼は外食なのでお弁当はおやすみ。
少しだけゆっくり起きられる日。
と言っても20分くらいだけれど。
今朝はとても眠くて眠くて、やっと起きると猫は怒っていて、撫でようとすると腕に噛み付いてくる。
でもそれすらも愛おしい。
何やっても可愛い。
私にとっての奇跡の生き物。
少し前に久しぶりに仕事で泣くことがあった。
「これだから女は」と言われたくなくて、我慢して、もう何年泣いてなかったかな。
でも気付けば、もうそんなことはどうでも良くなっていた。
久しぶりにわんわん泣いた。
ギャーギャーと言ったほうが良いかもしれない。
その悲しみと怒りのあまり、普段は絶対にしないドタキャンのようなこともした。
自然、会社に行くのが気が進まない。
けれど「あれが嫌だ」とか、目の前に起きていないのに、気が進まないことを思い浮かべているときこそ、もったいな生き方をしていると思う。
私にはそれが多過ぎる。
こんなときこそ日々の暮らしに集中して、きちんと生活をすることで自分を整えようと思った。
つらい時こそ、日々のルーチン業務や、猫のお世話や、掃除などのことに集中することで、私らしさを取り戻せるはず。
そうやっていつもの私を思い出していく。
ずっとは無理でも。
またその現実が起きたら、泣いてしまうことがあっても。
昨日はドラマの「逃げるは恥だが役に立つ」だったから、私は会社に行って同僚と、このドラマの話をする数分を楽しみに出社する。
話題についていけるように頑張って当日見ている。
これまた懐かしい感覚。
「昨日見た!?」
それがまるで女子高校生の時みたい。
残り一回。
ドラマが終わることも寂しいけれど、その時間がなくなってしまうことが寂しい。
でもその寂しさを思い浮かべるよりも、今はまだこの話をする喜びと楽しみを思い描く。
そういうことだ。