猫好きダイアリー

no cat no life

泣きたい夜に「夜廻り猫」


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自分が、

悲しいときでも、

辛いときでも、

お腹が空いているときでも、

 

誰かの、

話を聴くことを優先し、

慰めることを優先し、

食べ物を分けられる。

 

ただそれだけのこと、

それだけのことで、

ただ誰かを思うこと、

それだけのことに、

 

どうして

こんなにも

泣けてくるのかなあ。

 

ほんとのほんとは

そうしたかった……

 

ほんとのほんとは

みんなで幸せにいたかった……

 

奪われる、って

思うようになったのはいつからなのかなあ。

 

やさしくいることが難しくて、

許したらどんどん失ってしまいそうで、、、

 

でも、何をだろう?

 

ただただ心を他の誰かに向け続ける

遠藤さんに

泣けて泣けて仕方のない夜がありました。

 

深谷かほるさんの「夜廻り猫」

とっってもオススメです。

 

夜廻り猫 1 今宵もどこかで涙の匂い

 

先日、もうどうにも悲しい夜に、

泣くために買いました。

泣きたかったから買いました。

 

そして思う存分、

声を上げるほど泣いて、

翌朝信じられないくらい目が腫れました(笑)

 

久しぶりにたくさん泣いている。

デトックス

手放し。

なんかそんな感じのいろいろ。

 

 

 

今の社会システムと全く噛み合わないけど、

ほんのちょっと譲り合ったら、

あっという間にうまく行くということがあるような気がする。

 

正しさを証明したい人は、

正しさを主張したい人は、

ほんとはきっと、

不安な人なのだと思う。

 

ほんとはきっと、

怖い人なのだと思う。

 

そんな風に思う。

昔は私も正しさを証明したかった人だ。

私は間違ってない!と言いたかった人だ。

 

それを経てのいま。

 

私はそれが嘘だとわかっていても、

主張し返さないのは、

正しさを反論しあうことがいかに無意味かを知ってしまっているから。

 

これは諦めなんだろうか。

 

同じ世界に生きていても、

全く別の世界を見て、

全く別の現実を生きていることを、

嫌というほど知ってしまったから。

 

無駄に傷つけ合ってしまわないように。

出血多量で死なないで済むように。

身を守っているだけなんだけど。

 

いま私が何も話さないでいることを、

許してくれなくてもいいから、

そういうやり方もあるのだと、

知ってほしい。

 

私が話そうとしていたあの時に、

あなたがそれを避けたから、

「その時」は私の中で急速冷凍されてしまった。

 

どうか今、

私の口をこじ開けようとは、

しないで欲しい。

 

どうか。

どうか。