猫好きダイアリー

no cat no life

思わず泣いてしまったこと。


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少し前の話になりますが、Amazonプライムビデオで「ショーシャンクの空に」を観ました。

 

ショーシャンクの空に(字幕版)

ショーシャンクの空に(字幕版)

 

 

 

あらすじ等は書きません。

それが書きたいわけではないから…

でもネタバレはします。

 

 

この映画の中にブルックスという人物が出てきます。

彼は50年刑務所で暮らし、いよいよ仮釈放されます。

 

でも、全然うれしくない。

長年刑務所で暮らすうちに、そこに慣れてしまい、そして周りは仲間のような存在になり、

外に出ることの方が恐怖や不安に苛まれるから。

 

出所してスーパーで仕事をして、屋根裏部屋のようなところで暮らして、

ブルックスは孤独と不安に追い詰められます。

 

「疲れ果てた。不安から解放されたい。だから死ぬことにした。私などが死んでも、迷惑はかからんだろう。」

 

と言って、首をつって死んでしまいます。

 

私、ブルックスがこれを言ったとき、ビックリするくらいボロっと涙が出て、泣いてしまいました。

 

気持ちがわかりすぎて。

 

あぁ、苦しいのは現実そのもの以上に、自分の中に押し寄せてくる不安なんだと、

自分が思っていたことがここに言語化された…という感じがしたのです。

 

そして自分への価値も…別に私がいなくなったってね、って思っているのかもしれない。

 

今、新しい環境でも、かなり様々なことがよくわからないでいて、

上司からの指示も探り探りやってみて反応も「???本当にこれで良かったのか???」という感じがすごく強くて、

更に今日なんてめっちゃ板挟みな状況になっているような状況で、、、私はどうしたらいいのー!私のせいじゃないしー!って思うことがあったりして、

 

そんな風に過ごしていると、

ものすごく不安が押し寄せてくる。

後から後からじゃんじゃんと。

 

これで大丈夫なんだろうか?

私は必要なんだろうか?

私がやっていることに意味はあるのだろうか?

求められてることに応えることができているのだろうか?

間違ってないか?

後から怒られないか?

 

などなど、ぶわぁーーーって、いっぱい溢れてくる。

もはや途中から妄想だって、私もいい加減気づいてきたんだけど、未だ止められず。

大体現実よりも妄想の中の方がハードモードだってわかってきてはいる。 

 

で、それを思わせてる根底にある思いなどを探ったりしてるんですが、

でもとにかくこの不安感が……これを感じているのが本当に辛くて逃げたくなるんです。

 

だからなんだなぁと。

 

だから私は死にたくなってたんだなぁと(一応、過去形にしときます。笑)。

 

それで私は諦めは悪い方だと思うけど、粘り強さとか根気ってないんだなーーーと、今すごく痛感しております。

 

なんかもう、すぐ後ろ向きになって逃げたくなるもん。

あぁーもうやだよーって思いながら過ごしている。

私ってこんなだったのか…こんな奴だったのか、本当は!!と驚きながら。

 

でもそこで本気でそうしないで、一応逃げてないし生きてるし精一杯やっているところが、私の良いところだと思うんですけどね?笑

 

前の仕事もこんなことになってたのかもなぁと思うし、でもなんだかんだ続けられて、頼りにされるところまでいったわけだけど、

こんな不安と戦いながらやっていたのだろうか??

すっかり忘れてしまったよ😭

私がんばってたのかな😭😭

(前の仕事もわからないことばかりで、初めの頃は相当苦労したから……)

 

 

でもこれらを通じて、自分の不安の元になる根本的なところに辿り着いたかもしれなくて、

このチャンスにそれを癒やすことができれば、もっと楽になる気がしています。

 

だって多分同じ環境になっても、あの人やこの人やその人や……って思い描くと、全然平気だろうなーって思うんですもの。

 

だから、間違いなく私の考え方がそう思わせてることにも、もういい加減気づいてきたので、

そこを癒やすことについては頑張って取り組んでみたいと思います。

 

死ぬことよりも生きることを、私がこれからも選んでいけるように。