人は私を上昇志向と言うけど、止むを得ずそうなっただけ。

こんばんは！

近頃、毎日夜更かししていて、珍しく睡眠時間が短いので、

今日は結構身体にこたえてます。。

もう寝なきゃと思うけど、まだブログ書いてるやつ！

最近また人から

「あなたは上昇志向だ」

なんて言われたのですが、

んーーーーーそれはやっぱり

私がリストラされたことがあるからだな！

と思いました。

ここ最近このブログの記事を整理すると共に、

過去のメールも整理していたんですけど、

その頃（もう5年も前になる！）の出来事を記して、

メールの下書きに入れてたんですね。

どんな風に上司が私に退職勧奨したかとか。

それで困って労働相談に電話して、そこでもらったアドバイスとか。

もう5年も経つのに・・・

改めて読んだらやっぱりすごく悲しくなり、

胸が痛かったです。

改めて動揺してしまった自分にビックリ。

あの時の喪失感は、言葉にできない。

私は第一弾のリストラの時には役員から内々に

「お前には残って欲しいと思ってるから変な行動するな」

と言われました。

それによって私より上の職位の人より先に、

リストラを実行することを知っていたりした。

そもそもその会社のことを

「うちは絶対に潰れない」

と豪語すらしていた役員。

そして退職する数ヶ月前に、

一人暮らししていた家を引き払って実家に戻る決断をした時も

「その判断は早すぎる」

と言われたりしていた。

（なぜそうしたかと言うのが、会社が移転して実家から通いやすくなり

　一人暮らししている意味がないかもと思い始めたため）

けど、そのまた数ヶ月後には

「あなたは生産性のある仕事ができていない」

と言ってリストラ対象になったのです。

その時、どう言う理由で言われたかも忘れてて・・・

と言うより記憶より抹消していた？？？

メール読んで、そうだったそうだった、と思い出しました。

そんな風に言っていた役員は、

私の首を切る時に、

一度だって謝ったりしなかった。

なんかそう言う、謝ってはいけないとか、

マニュアルみたいなのもあるらしいですね。

ただそんな風に

「会社に対して頑張っても、全部失うことがある」

ことを私は早々に体験したので、

変な依存心・・・と言うのかな、そう言う思いみたいなものは捨て去りました。

そして今時、どんな会社だってどうなるか分からないと本気で思ってる。

その代わりに

「ちゃんとスキルを身につけておかなきゃ！」とか

「自分の人生を考えておかなきゃ！」とか

「常に学んでおく必要がある！」って思うようになり、

幸いにも学ぶことを楽しいと思えるようになったので、

いろんなセミナーに行ったり本を読んだりしました。

多分、それにかけた金額は正直かなりのもの。

一体いくら払ったんだってくらいで貯金もろくにないけど、

大人になってから新しいことを学び、

それが日々に活かせると言うこと自体は本当に有意義で、

ディズニーランド行くより楽しい！って思ったくらい。

そして、それが当たり前になった。

常に学ぶこととか、人生戦略を考えることとか。

上昇志向と言うより、もうそれが普通なんです。

それが現代を生きるってことだと言うくらいに思っている。

だってまた似たような状況になる可能性だってある。

まだまだあと何十年も働くのですもの〜。

いつも「これがダメだったら次こうしよう」って思ってる。

だから、若かった頃、私が尊敬する上司が、

「時折、職務経歴書を更新して、どんなスキルが足りないか客観的に見返す」

と言っていて、その感覚が全然分からなかったけど、

今はわかるようになりました。

自分の職歴がどんな風に見えるかどんな成果が言えるか、

意識して過ごすのとそうでないのとでは、

変わるなと思います。

そう言うのがあったから、今やってる仕事を選んだ、

って言うところもすごくある。

あの時、本当に辛かったけれど、

本当に辛かったけれど、

5年くらい経ってようやく、

あの経験があったから今があるなと思えるようになっている、

そんな気持ちにやっとなれました。

胸は痛むけど、

こんな風に冷静に書ける日がきたから。

でもこんな風に常に身構えて、

先を常に考えている状況もちょっと疲れるから、

そんなことしないで済んだなら、

どれだけ良かっただろうって思います。

良い会社に勤めて、ずっとそこにいて、

長らく仲間や同期がいて、

何の心配もなく結婚して、、、とかって、

そんな人生すごいなーって思う。

羨ましいです！実際！笑

だからただただ私に関しては、

やむなくこうなっただけなので、

「上昇志向すごい〜」みたいな、

変に「意識高い系」みたいに言われることとかが、

ちょっと、、、ね。

ま、仕方ない。

それも私の人生かあ！