少女漫画ファンが一度は通る道、それが「さくらももこ」さんの漫画ってもの。
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仕事が終わってTwitterを開いて真っ先に目に飛び込んてきたのは、漫画家さくらももこさんの訃報でした。
【さくらももこさんご逝去の報】「ちびまる子ちゃん」の原作者であり、幅広い執筆活動の他、多方面でご活躍されました、さくらももこさんが2018年8月15日ご逝去されました。生前のご貢献に深く感謝申し上げるとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 2018年8月27日 株式会社集英社 りぼん編集部
— りぼん編集部 (@ribon60th) 2018年8月27日
すぐに飲み込めずに、そしてとても驚いたのは、さくらももこさんがそこまでご高齢ではないことを知っているほどには、いろいろな作品を読ませて頂いていたってこと。
そう、ゴールデンボンバーさんとも繋がりがあったよね。
さくらももこ先生、こんなに若くして亡くなられるなんて...。小さい頃から今も日常としてお世話になっているちびまる子ちゃん。さくら先生のおかげでアニメのオープニングをやらせていただいて、本編にも出演させていただいて、今も大変嬉しく、誇らしく思っています。心よりご冥福をお祈り致します。
— 喜矢武豊(キャン豊) (@yutakya_n) 2018年8月27日
さくらももこ先生 ー アメブロを更新しました#ゴールデンボンバー樽美酒研二https://t.co/MjEDUn7dyk
— 鬼龍院・樽美酒ブログ更新情報 (@zanyzapkiridaru) 2018年8月27日
ちびまる子ちゃんは、アニメ化されて長寿番組になり、いつの間にか良い子のアニメって感じだったけど、実は初期の頃は結構ブラックな要素もあった。
と言っても、すごくワルってわけじゃない。
でも日常で「あるある!」「わかる!」って思う、ちょっとした意地悪とか皮肉とか、そういう日常に潜むブラックさがよく描かれていた。
ちょうど先日、Amazonのプライムビデオで初期のちびまる子ちゃんのアニメを見て、大野くんと杉山くんのガサツさにびっくりしてたんです。
どんどんイイヤツになっていった彼ら。
あと私は漫画版のちびまる子ちゃんの初期がすごく好きで。
ちびまる子ちゃんのさ、りぼんマスコットコミックスの初期とか、ほんっとに面白いんだ。まるちゃんがなかなか片付けしなくて、何度も怒られてついに切れたお母さんにきつく怒られてまる子と一緒に私もびくぅ!ってなるの。あと永沢君。永沢君のスビンオフ漫画、大大大好きだったよ。
— machiko (@machikomind) 2018年8月27日
もう、最高なんです。
あと何と言っても「永沢君」です。
永沢君のスピンオフ知ってますか?
まるまる一冊、永沢君。
ほんとうに大好きで、何度も読み返しました。
これはまるちゃん以上のブラックさ。
野口さんとか藤木とか!
明るさや爽やかさとは無縁の、でもそんな彼らにも日常があって、学校の教室の中でスクールカーストの下の方で、でも彼らの世界観の中では意外といろんな人を皮肉ったりして楽しんでたりする、そういう心の機微のこと。
永沢君が皮肉言うのを一緒に聞いて同化してる自分のこととか。
なんかたまらないものがあったんですよ。
あとは伝説の岡田あーみん先生との共作も思い出深い。
まるちゃんとお父さん(お父さんは心配症のお父さん)で、デパートに買い物に行って、お父さんがエスカレーターに吸い込まれてペラペラになっちゃうシーンがあるんだけど。
子供の頃に読んだからそれを信じてて、気を抜いたらペラペラになっちゃう!って思って、エスカレーター降りるときいつも気をつけてました。
他にも様々なベストセラーとなったエッセイがたくさんありました。
子供の頃に大好きだったあの漫画、この漫画、私が30代になったんだから、先生たちも年を重ねていて当然。
でもこんなに早く別れが来るなんて思わずにいた。
思わずにいたけど、ずっと闘病されていたんだろうなと思うと、私が気づいていないだけで、覚悟がそこにあったはず。
あーーーーーでも悲しいよーーー!!!
悲しいよーーー!!!
私、カータンブログでペットの亡くなった話を読んでたら、心の奥からとてつもない悲しみがこみ上げてきて……それでさらに昨日からセカチュー見て泣いてたんです。
それでなんかね、5年前に死んだウサギのことを思い出して。
思い出したら涙がボダボダ出て、自分の中にこんなにも悲しくて悲しくて仕方ない気持ちが溜まってたって5年も気づけなかったんです。
人も動物も生き物はみないつか必ず死ぬことが分かっていて、致死率100%ってことが分かっていて、なのにそれは今日じゃないと思いこんでいて、いつも油断をしている。
ちびまる子ちゃんは、普通のことを描いている普通の女の子の漫画だ。
でもそれがなかなか描けるものじゃないと思うんです。
普通って書くの難しいと思うんです。
そういう普遍的な気持ち。
普段見過ごしてしまうような。
そういうところを切り取るのが、最高にうまい漫画家さんだなと思った。
そういう漫画はこれからもっと貴重になっていく気がしていて。
わたしの好きなさくらももこ pic.twitter.com/phXdm2SEYi
— 銀聯カード (@Motoharu_dayo) 2018年8月27日
ほんとうにほんとうにありがとうこざいました。
ほんとうにほんとうにお疲れ様でした。
心より御冥福をお祈りいたします。
ちびまる子ちゃん (1) (りぼんマスコットコミックス (413))
- 作者: さくらももこ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1987/07/01
- メディア: コミック
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この永沢君は知らなかった。
これ読もう。