羽生善治さん「大局観」。これは「隣の芝生が青く見える」現象なのかしら。
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気になっていることがあり、迷っていることがあります。
それは、現状がイマイチだと思っているから
逃げなのかな〜と思ったりすることで、
でもそれだけでもないような気もすることで……。
きっと読んだ方には意味がわかりませんよね。。。
で、いま棋士の羽生さんの本を読んでいます。
- 作者: 羽生善治
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/02/10
- メディア: 新書
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その中にこんな記述がありました。
複数の選択肢がある場合には 、どちらがいいか迷ってしまって答えを選ぶことができず 、ミスをしてしまうこともある 。たとえば 、 Aと Bの二つの有力な選択肢があり 、シミュレ ーションをしてみると 、どちらもうまくいきそうな場合 。あるいは 、どちらもうまくいきそうもない場合だ 。リスクは高そうでも他に選択肢が考えられない場合は 、思い切って踏み込むことができるのだが 、このように複数の選択肢に関して予想される最終判断の局面評価が近いと 、それだけ悩んでしまうことになる 。なかでも注意すべきなのは 、複数の選択肢をシミュレ ーションして 、どちらもうまくいきそうもない場合だ 。こんな時には 、最後に思いついた別の選択肢が 、やけにうまくいきそうに見えることがある 。しかしこれは 、 「なかなか決断ができず苦しんでいる状況から 、一刻も早く抜け出したい 」という心境が生み出している 〝錯覚 〟であることが多いのだ 。私の場合 、第三の選択肢が出てきた時には 、いつも以上に注意深く 、時間をかけて確認するように心がけている 。
自分に問うわけですよね。
これなんじゃないか???
抜け出したいだけなんじゃない???と、
そう思ったりもするわけなんですねぇ。
あともう一つ、全然また違う話なんですが、参考になった記述があり、
フランス語はしゃべれないので周りで何を話しているのか理解できず 、自分がどうふるまえばいいのかもわからず 、ほとほと困り果ててしまった 。そのことを今北さんに相談すると 、 「そんな時は 、話をしている人の目を見ていれば良いのです 。そうすれば会話に参加していることになります 」と 、アドバイスしてくださった 。
というところは、今なーーーんにもわからない会議などに出ているので、
これを真似てわかってるふうに会議に参加することにしています。
最初の話に戻ってみると、
どうして迷うのかといったら、
いま選んでいることが私が望んでいたことに繋がっていくのかどうか、
わからないということなんですよね。
不確か!
それよりは少なくともこっちの方がわかってるし、
そこで得られそうなことも理解できてるし、、、って、
そういう感じなんだろうなぁってこれを書いていて理解できてきました。
うーん、じゃあやっぱりもう少し続けてみるしかないか。
だって今のままじゃ、わからないんですもんね。
判断できるところまでいっていない。
もしかしたら「あーこれこれ!」ってなるかもしれない、
その可能性はあるわけでして。。
それがわかりました(笑)