猫好きダイアリー

no cat no life

封印されていた記憶。


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昨日とある文章を読んで、

その時は何も思わなかったのに、

今朝起きたら忘れていた記憶と感情が急に蘇ってきた。

 

文章を読んだから、

私の脳は勝手に探し出したんだろう、

そのことに関する記憶を。

 

ビックリした。

だけどそれがあったから私は、

その場所に近寄らなくなったんだとわかった。

 

それを言語化してみて、

「辛かったね」

と寄り添ってもらったときに、

「ああ、これは辛いと言っても良かったのか」

と私が許された気がした。

 

そして泣いた。

 

泣いた自分にまたビックリして、

そんなにも泣くほど嫌だったんだと、

あの時すべてを我慢して、

反論せずに受け入れたけど、

ずっとずっと嫌だと思っていたんだと、

今ごろ分かったのです。

 

そして今そのことを思い出した私は、

たった一人の信頼する人が、

私を包み込む言葉をくれたおかげで、

悲しみを体験に変えることができるという体験の中にいます。

 

私はいつも上手く反論ができない。

後からいつも思うんだ。

 

だけどこの件は反論するのも諦めて、

無力で従うしかない私になっていた。

 

あー。

素晴らしいなあ。

ふとした言葉からこんな体験になるなんて。

 

そして私が今、

「誰かに寄り添ってもらう」

ことの嬉しさをしみじみ感じていることが、

ほんとうにこれからの私にとって、

重要なことだと思うのです。