私とアーユルヴェーダ。蓮村先生のマハリシ南青山プライムクリニック閉院。
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先日、自宅に一通の手紙が届きました。
差出人は
でした。
何年か前にケアアテンダント養成講座に参加していた私は、
案内を受け取ることが何度かあったので、
今回もそういった内容なのかなと思って開けたところ、
11月に閉院をするという告知でした。
本当にびっくりしてしまって、思わず一人で声を出してしまったほど。
ここのブログにパンチャカルマのことを書いたりしていたように、
私は2014年頃からマハリシ南青山プライムクリニックに通っていました。
主治医は院長の蓮村誠先生です。
2013年に会社を退職することになり、
心の中が虚無感でいっぱいだった私は、
その頃様々なことを学んでいました。
毎日が苦しくて苦しくて。
何もしたいことがなかった。
これ以上傷つくのも怖いし、失うのも怖い。
何も得なければ失うこともない、そう思っていました。
生きることは苦しいこと。
死ぬことは人生のご褒美。
そんなくらいのことを思っていた私は、
幸せになるためにパンチャカルマを受けたのです。
それはそれは大変だったけど、
ずっと憧れていたパンチャカルマ(中でもピチチリ)を受けて、
お金も30万くらいかかったけれど何の悔いもありません。
きっとこの先も何度か思い出していくと思う。
大切な思い出として。
ここ数年でどんどん予約が取りづらくなり、
蓮村先生の診療枠も減ったりしていて、
そして私は私で少しずつ自分の足で人生を生きられるようになり、
昨年の9月に行ったのが最後でしょうか。
少し前から全く新しい診療についてツイッターなどで呟かれていて、
それも始めていくんだなと思っていましたが、
まさかこのクリニックを閉院されることがあるなんて、
思っていなかったのですごく驚きました。
私が年を重ねる中で、今後も、困った時は先生の所に行こう、
そう思っていたクリニックの一つでした。
結局、先生に何度も何度も言われても、瞑想は身につかなかったし、
TM瞑想も説明会に行っただけで本格的に取り組んでいないし、
夜更かしは好きだしパソコンとスマートフォンから離れられないし、
今ではもう白湯を飲むことすらやめてしまった落第生で、
「理知の誤り」の塊のような人間だけど、
それでもアーユルヴェーダの哲学的な考え方が大好きで、
苦しい時に随分救われました。
一時は、アーユルヴェーダのセラピストになろうかな?なんて
思ったことがあったんですよ!(この私が!!)
あれからいろんなことがあって、
自分と何度も向き合って、
家族とも大げんかして、
苦しいこともあったけど、
自分で自分をどうしたらいいかわからなかった時期は抜け出せた。
何かあるとすぐに「死にたい」と思っていた、
そんな私からも変わることができた。
本当にいろんなことを取り組んだので、
何がどう作用したのかわからないところもあるけれど、
その一つに蓮村先生との出会いがあったことは確かです。
私が家探しを9ヶ月もすることになったのは、
蓮村先生にOKのもらえる物件がなかなか見つからなかったからでもある。笑
(でもそのおかげとして、今の家はすごく気に入っていますよ)
蓮村先生は、新しいクリニックで新しいプログラムを始められるようです。
アーユルヴェーダの枠を超えた、新しいオリジナルプログラム。
またアーユルヴェーダのトリートメントに関しては、
田園調布に新しい施設ができてそこで受けることができるようになっています。
またいつか、先生の診療を受けに行くこともあるかもしれません。
先生の本も何冊も何冊も読みました。
私の好きな本を最後にご紹介します。
これらの考え方が、私は本当に好きです。
↓入り口はこの本でした。
その後も色々読みました。
アーユルヴェーダは医療という側面ももちろんありますが、生き方そのものなんですよね。
なんかね、この記事書いてたら、涙が出てきて・・・
私の変化を信じ、時に優しく、時に厳しい言葉をもらいました。
それをずっと見守ってくれる人のいる嬉しさ。安心感。
そんなことをずっと感じていたんだな。。。
蓮村先生、ありがとう!!!