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「転職の思考法」学校では教えてくれない転職の話。


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こんばんは。

もう1月も下旬と言うことで1ヶ月終わろうとしていることにビックリしちゃいますね。

ちょっとずつちょっとずつ、今年も駒を進めています。

 

先日、数ヶ月前にkindleで購入して、あたためていた本を読みました。

北野唯我さんの「転職の思考法」です。

 

 

私は今の職場が4つ目です。

周りには結構バラエティ富んだ方がいるからか、多いのか少ないのかもはやわかりません。

ただ今の環境が自分にとってバッチリ!!!と思えるかと言うとそうでもなく、もしかしたらもうちょっと合っている場所があるかもなあ・・・と思うところはあります。

 

この本は仕事に悩む主人公がコンサルタントの黒岩と出会うことにより、どう言う会社を選んで、どう言う方法で転職をしていくべきか、大事にすることはなんなのか、と言うことが書かれたストーリー仕立ての本です。

 

ストーリーになっているのでとても理解しやすく、そして主人公の悩みにも共感しつつ、読み始めてみたら一気に読み終えてしまいました。

 

今のままで良いのか?と思いつつも、実際には自分に合った企業を選ぶのって意外と難しいと思っています。

これだ!!って思える判断基準をまず自分が持っていないと、見極められません。

 

この本に書かれているのは多くの人に噛み合うように一般論的なところもあるかもしれませんが、なるほど!!と思えるポイントもたくさんあり、面白かったです。

頑張ろうって思えました。

 

20代の初めの頃から、私は当時尊敬する上司に「時々、職務経歴書を書き直して、自分のキャリアを棚卸する」という話を言われていました。

そして自分に何が足りないのか、振り返ると言うことだったんです。 

当時の私にはその意味があまりよくわかりませんでした。

こんなに何度も職場を変わっていくイメージもなかったし、そしていまだに転職意欲があると言う人生を生きることも、想像していませんでした。

 

その人はその会社でマネージャーをして、辞めた後は部長クラスの待遇で引き抜かれました。

それはきちんと「今何の仕事をするべきか」を考え、仕事を誠実にこなしてきたからこその結果だったと、見ていて痛感したことでした。

 

仕事人生の中で様々な出来事を経験し、自分のキャリアをきちんと考えていくことの大事さ・スキルを磨き続けていくことの大事さを学んできました。

 

今の職場はどちらかと言うと「新卒で入社して長く勤める」ような環境です。

そんなところに何かの間違いで紛れ込めたことがそもそも不思議なご縁ですが、一生懸命に働く裏で、自分の願うキャリアとマッチするのかと言うことは考えています。

 

でも場合によってはそれが「裏切り」とも言われそうな環境のため・・・台詞として書かれていたこの言葉にとても励まされました。

 

「最終的に転職するような優秀なやつは、在籍しているときは、必死になって会社という『みこし』を担いでいるわけでしょ。辞めるまではさ、一生懸命、会社を担いでくれる人材なのよ。でね、反対に、一生この会社にしがみつくぞ、みたいなやつはさ、おみこし担いでいるふりして、ぶら下がっているわけよ。人事部が大事にしなきゃいけないのは、ぶら下がっているやつじゃなくて、もしかすると3年後にいなくなるかもしれないけど、今必死に担いでいるやつなんだよ。ほんとに担いでくれるやつだったら数年勤めてくれたら御の字じゃないの?そう言う風に人事部も考え方を変えないと」

 

そうそうそう、そうですよね〜。。。

自分で言うのも何ですが、日々の仕事は真面目に誠実に取り組んでいます。

 

でも自分の向かう方向とずれているとわかった時には、そこから環境を変えようと行動をすることはすごく重要だと思います。 

 

この本は初めての転職を考える30前後の男性が主人公ですので、そのくらいの方が読むとちょうどどんぴしゃかもしれませんが、内容的に20〜40才くらいまでの方には何らかの参考になる情報があると思います。

 

何か迷っている方にとっては、とても良い後押しをしてくれるはず。