約10年ぶりの韓国旅行で感じたこと。
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こんばんは。
今週、私は2泊3日で韓国旅行に行ってきました。
ツアーで1人あたり約25,000円と言う激安価格!!
それゆえ安いね!良いね!申し込もう!と決めた旅行。
その後、徐々に国際情勢が怪しい雲行きになり、
果たして今頃行って大丈夫なのか?と感じたり、
さらには3/1が独立記念日と言うことで気をつけなきゃいけないかなと思ったりしていました。
でも結論から言うと、全然全く問題なく韓国を満喫して帰国しました。
初日の夜なんて時間がもったいなすぎて深夜2時頃まで街中をうろつき、
「これで今何か起こっても自己責任だよね〜」と苦笑いしながら。
後日、食べたものや買ったものなど、まとめられたらなと思いますが、
それよりも何よりも心に残ったことについてまずは書きます。
それは二つあって、
その1 PM2.5がすごい
その2 みんながさり気なく助けてくれてすごい
です。
まず一つ目のPM2.5の話は、ニュースなどで聞いていてもあまり気にしたことがなかったんです。
(聞いた話によると東京でも少し増えているって言うことなんですが・・・)
韓国では3月頃から偏西風の影響もあってPM2.5(ミセモンジ)が増えるとは聞いていました。
それが今回の旅程にバッチリあってしまい、韓国の警報がスマホに入るほどに!!
朝スマホにPM2.5のアラートが入っていてビックリしました〜〜〜。
時刻は朝6:50(日本との時差はございません)
ローミングはオフで、ホテルのwifiに繋がってる状態でした。
海外にいてもこんな風に警報って入ってくるんですね。
韓国の情報サイト「コネスト」にPM2.5の予報ページがあるのですが、
一番多い基準が76〜なんですが、滞在中130オーバーの数値にもなり、
それが実際どう言う風になるかって言うと、
周りの景色がモヤがかかったように見える!!!のでした。
このような感じで。
窓が汚いだけのように見えるかもしれませんが、ホテルの窓からの景色。
実際これでは、天気が晴れているのか曇っているのかもちょっともうわからない。
もしくは私がナチュラルに霞目なのか?と思わないでもない。
なので、出来るだけ外を歩くときはマスクをしていました。
これは本当に行ってみて体感したことで、あの白くモヤった風景は忘れられない景色です。
自分が親だったら、子供のことがどれほど心配になるだろうと、韓国のオンマ(お母さん)達はどんな心境だろうかと思ってしまったほどでした。
そして二つ目の話。
今回の旅行では主に移動は電車でしていました。
電車に乗るときに日本で言うSuicaのようなカードがあり、それを作成してそこにお金をチャージして電車に乗っていたのですが、入場履歴がうまくついていなかったことがあって、出るときにエラーになり困っていました。
向こうの改札って本当に完全無人なんです・・・。
周りに駅員さんのような気配はゼロ。
困ってワーワーやってたら、そこにさっと男性が!!!
しかも日本語で話しかけてくれて、さっと問い合わせ用の「CALL」ボタンを押して駅員さんに伝えてくれ、出られるようにしてくれたんです。
で、え!?あ!!ってなってたら、もう本当に何も言わずにさっと去って行かれて・・・思わず後ろから大きな声で
「カムサハムニダ!!!」
と言ったら少しだけ振り向いてペコって。
いや〜〜〜もう、なんなの?優しい!!すごい!!
って彼のことを「セザール」と名付けていたところ(ネタが古いが)
それが1回だけのことではなかったんです。
そもそも、なんでそんなにトラブル起こるの?って言う話ですが・・・
一緒に行った人も何度も行っててそんなこと起こったことないのに、今回だけそう言うシーンが3回も起きてしまって・・・
でも全てのシーンで!!!困ってる私たちのそばにすぐに、助けの手を差し伸べてくれる人が現れたんです・・・。
いやもう、韓国の人すごくない???
優しすぎない???
って本当に感激しました。
それが、本当〜〜〜に自然なんですよね。
「助けて当たり前」って感じ。
爽やかに軽く手助けしてくれるこの感じ。
殺伐とした東京近辺でしか最近電車に乗ってなかったので、本当に心温まってしまって・・・。
トラブルが起こったことは残念だったし毎回それなりに慌てましたけど、その後のことを思うと本当に今でも胸が暖かかくなる出来事でした。
向こうって自動改札の横にヘルプレーンみたいなものがあって、そこに「CALL」ボタンが付いているんです。
で、こういったトラブルが起こった時にはそこを押して話をする仕組みなんですが、これは外国人には大変ハードルが高い仕組みです。
英語ならある程度伝えたいことが伝えられるけど、韓国語は難しい・・・。
一度は「Excuse me?」と言って話そうと思ってましたが、それも近くで助けてくれる人がいたのでしっかり話すことはなく終わりました。。笑
そのヘルプレーンを出た後、別にお金払うとかしなくて無罪放免で駅から出してくれて更にビックリなんですけども・・・!?
とにかく各シーンで助けてくれた方には本当に感謝しかないです。
もし海外からいらっしゃった方が困っているようなシーンがあれば、何かサポートできることがあるならして差し上げたいと強く思った韓国旅行でした。
美味しかった食べ物も、楽しかった出来事も、色々ありましたが、でも一番記憶に残ったのはこれらの出来事でした。
あっ、それから電車内に「妊婦さん用専用シート」があるのもいいなって思いました。
アナウンスもちゃんと流れていて「そのシートはまだお腹が目立たない妊娠初期の辛い方用のシートですよ」って言ってくれるんです。
これすごく良いですよね。
国の進み方って言うのはその国によって違っていて、ここは日本の方が良いけど、ここは韓国の方が良いなあって思ったり、違う国に行くことで広がる視野があったり。
どこでもトイレットペーパーが流せるのは日本の方が良いなとかも思いましたが。韓国ではペーパーもゴミ箱に捨てるタイプのトイレがあるので、流せるか流せないのか、トイレに入るたびに注意深く案内を読んで使ってました。
ニュースでしか知らないことも、現地を少しでも知ると変わってくるものってあるなあって改めて思いました。
もちろん私たちがたまたまラッキーなだけだったかもしれませんが。
まだまだあれもこれも食べたかったものが食べられずに終わったので、また次回行きたいと思います。